Sun GlassFish Enterprise Server v3 管理ガイド

Procedureドメインの起動

ドメインまたはサーバーの起動時に、ドメイン管理サーバー (DAS) が起動されます。DAS は、一度起動すると常時稼動となり、要求を待機して受け付けます。

ドメインのディレクトリが指定されていない場合は、デフォルトの as-install/domains ディレクトリにあるドメインが起動します。複数のドメインが存在する場合、domain_name オペランドを指定する必要があります。各ドメインは、別々に起動する必要があります。

起動しているドメインで restart-domain サブコマンドを使用できるようにするには、--watchdog オプションを true に設定してください (true がデフォルトです)。--watchdog オプションを false に設定しておくと、そのドメインで restart-domain サブコマンドが使用できません。


注 –

Microsoft Windows の場合、ドメインを起動するにはもう 1 つ方法があります。Windows の「スタート」メニューで、「プログラム」>「Sun Microsystems」>「Enterprise Server」>「デフォルトサーバーを起動」を選択します。


このサブコマンドは、ローカルモードでのみサポートされています。

  1. ドメインを起動するには、start-domain(1) サブコマンドを使用します。


例 3–6 ドメインの起動

この例では、デフォルトドメインディレクトリ内の domain2 を起動します。


asadmin> start-domain domain2

ドメインが 1 つだけの場合は、ドメイン名を省略できます。パスワードを含めていない場合は、入力を求められることがあります。


Name of the domain started: [domain1] and its location: 
[C:\prelude\v3_prelude_release\distributions\web\target\glassfish
domains\domain1].
Admin port for the domain: [4848].

参照

このサブコマンドの完全な構文を確認するには、コマンド行に asadmin help start-domain と 入力してください。