Sun GlassFish Enterprise Server v3 管理ガイド

Procedureサポートされている別の Java バージョンへドメインを切り換える

Enterprise Server v3 には、JavaTM プラットフォーム (Java Virtual Machine すなわち JVMTM マシン) のベースとなる仮想マシンに Version 6 Java SE プラットフォームが必要です。


注 –

新しい JVM マシンでドメインを作成したあとは、以前の Java バージョンにはダウングレードしないでください。ご使用の JVM マシンをダウングレードする必要がある場合は、そのドメインの Java バージョンだけをダウングレードしてください。


  1. まだダウングレードしていない場合は、目的の Java SDK (JRE ではありません) をダウンロードして、システムにインストールしてください。

    Java SDK は、http://java.sun.com/j2se でダウンロードできます。

  2. JDK を変更するドメインを起動します。

    次のフォーマットを使用します。


    as-install/bin/asadmin start-domain domain-name
    

    有効な JVM インストールの場合、次の順で場所がチェックされます。

    1. domain.xml (java-config 内の java-home)

    2. asenv.conf (AS_JAVA="path to java home" 設定)

    有効な JDK が見つからない場合は、致命的エラーが発生し、その問題のレポートが返されます。

  3. 必要な場合は、ドメインの JVM マシン属性を変更します。

    特に、JAVA_HOME 環境変数を変更する必要があります。JAVA_HOME 変数を変更するには、たとえば次のように入力します。


    as-install/bin/asadmin set "server.java-config.java-home=path-to-java-home"