「グローバルログレベル」は、すべてのロガーで記録されるイベントの種類を指定します。コンソールへのメッセージ出力のデフォルトレベルは INFO です。このレベルには、SEVERE と WARNING のメッセージも含まれます。
グローバルロギングは、logging.properties ファイルを編集して設定します。デフォルトの logging.properties ファイルは、domain.xml ファイルと同じディレクトリにあり、通常は domain-dir/config に保存されています。java.util.logging.config.file システムプロパティーにファイル名を指定して、別のファイルを選択することもできます。たとえば、次のように指定します。
java -Djava.util.logging.config.file=myfile |
ConsoleHandler には、表示されるメッセージを制限する独立したログレベル設定があります。次に例を示します。
java.util.logging.ConsoleHandler.level = INFO java.util.logging.ConsoleHandler.formatter = com.sun.enterprise.server.logging.UniformLogFormatter |
ログレベルをルートレベルで設定すると、すべてのロガーのレベルを設定できます。この例では、すべてのロガーのログレベルを INFO に設定します。
.level= INFO