Logical Domains 1.2 管理ガイド

仮想ネットワークデバイス

仮想ネットワーク (vnet) デバイスとは、仮想スイッチに接続されたドメイン内で定義されている仮想デバイスのことです。仮想ネットワークデバイスは、仮想ネットワークドライバによって管理され、論理ドメインチャネル (LDC) を使用するハイパーバイザを介して仮想ネットワークに接続されます。

仮想ネットワークデバイスは、vnetn という名前のネットワークインタフェースとして使用できます。このネットワークデバイスは通常のネットワークインタフェースと同様に使用でき、ifconfig(1M) コマンドで構成できます。

図 7–1 仮想ネットワークの設定

この図は、文章で説明しているように仮想ネットワークを設定する方法を示しています。

図 7–1 の例の説明は、次のとおりです。

基本的に仮想スイッチは、通常の物理ネットワークスイッチと同様に機能し、接続されているゲストドメイン、サービスドメイン、物理ネットワークなど異なるシステム間のネットワークパケットをスイッチングします。