Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

Power Management ソフトウェア

ほとんどの場合は、Power Management のデフォルト設定で十分です。ただし、Power Management ソフトウェアの Dtpower を使用すると、デフォルト値を変更できます。

Dtpower ソフトウェア

Dtpower のグラフィカルユーザインタフェース (GUI) を使用すると、省電力スキーマを変更できます。Dtpower を使用して指定した非活動期間が経過すると、モニタやディスクドライブなどのデバイスとシステムが省電力モードに入ります。

また、Dtpower の GUI を使用すると、保存停止・復元再開機能 (Dtpower を使用して設定する場合は「自動停止機能」と呼ばれる) を起動する時刻を設定することもできます。たとえば、通常の勤務時間帯が終わった後でのみ自動停止機能を起動することもできます。sun4u アーキテクチャのワークステーションでは、Dtpower ソフトウェアの自動立ち上がり機能を起動することもできます。この機能は、自動停止機能の実行後、指定された時間にシステムの電源を投入します。

省電力スキーマ

Dtpower プログラムでサポートされている次の 3 つの省電力スキーマの中から 1 つを選択すると、システムの電源を最も簡単に管理できます。

これらの 3 つのスキーマ以外に、独自の電力スキーマを作成することもできます。これについては、電力スキーマのカスタマイズを参照してください。