Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

ディスクドライブの電源管理

モニタの場合と同様に、ディスクドライブの電源管理も変更することができます。ディスクドライブのアイドル時間を変更すると、ディスクドライブの電源管理設定だけが変更されます。システムに接続されているどのディスクドライブも、同じアイドル時間を受け取ります。その他のすべてのデバイスおよびシステムのアイドル時間は、[省電力を開始するまでのデバイスアイドル時間] ボックス (図 23–3 を参照) で指定されている時間のままです。

ディスクドライブごとに別々のアイドル時間を設定する方法については、power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

ディスクドライブの電源管理を変更するには
  1. Dtpower を起動します。

    Dtpower 基本ウィンドウが表示されます。

  2. Dtpower 基本ウィンドウで、[拡張] を選択します。

    [簡易編集] タブが表示されます。

  3. [ディスク] チェックボックスをオンにし、[デバイスアイドル時間より優先:] ボタンをクリックします。

    該当するアイドル時間を示すプルダウンリストがアクティブになります。

  4. アイドル時間のプルダウンリストから時間を選択するか、編集ボックスに一意な値を入力します。

    値を入力する場合は、値と単位の間にスペースを入れてください。単位は、SecMinHr (それぞれ、秒、分、時間) のように、省略形を使用します。小数値も入力できます。たとえば、「1.5 Hr」と入力すると、ディスクドライブのアイドル時間は 90 分に設定されます。

    新しい値を入力すると、その値はプルダウンリストに追加され、次回からはプルダウンリストから選択できるようになります。入力した値は、編集ボックスに入力した形式で表示されます。

  5. [了解] をクリックします。