UNIX キー割り当てにより、テキスト・エディタで、[Alt]+[B] キー (前の語へ) または [Control]+[N] キー (次の行へ) などの拡張した Emacs キーのセットを使用可能にできます。UNIX キー割り当て (デフォルトではオフ) を使用可能にするには、ホーム・ディレクトリのファイルを修正します。
次の行をホーム・ディレクトリの .Xdefaults ファイルに追加します。
#include "/usr/dt/app-defaults/language/UNIXbindings"
language は、言語環境名に置き換えます。
.Xdefaults ファイルが存在しない場合は、ホーム・ディレクトリに .Xdefaults ファイルを作成します。
現在のセッションからログアウトします。
ログインして、テキスト・エディタを再起動します。
一部のテキスト・エディタのメニュー・アクセラレータは、UNIX キー割り当てと競合します。UNIX キー割り当てが使用可能な場合、テキスト・エディタは次のコマンドの代替メニュー・アクセラレータを提供します。
| コマンド | 代替メニュー・アクセラレータ | 
|---|---|
| 検索/変更 (Control+F) | Control+S | 
| ペースト (Control+V) | Shift+Insert | 
| 印刷 (Control+P) | なし | 
| 元に戻す (Control+Z) | Control+_ | 
これらのメニュー・アクセラレータを変更する場合は、/usr/dt/app-defaults/language/UNIXbindings ファイルの内容を .Xdefaults ファイルにコピーしてから行なってください。
UNIX キー割り当てを使用するときは、[Delete] キーはカーソルの後の文字ではなく、前の文字を削除します。