メッセージが存在する場合、ユーザがログインするたびに mailx は次のどちらかのメッセージを表示してその旨を知らせます。
You have mail
または、
You have new mail
メッセージを読むには、コマンドプロンプトに対して mailx と入力し、Return キーを押します。メールがない場合は、次のメッセージが表示されます。
username 宛のメールはありません。
メールがある場合は、次のようなリストが表示されます。
$ mailx Mail version 4.0 Thu Jan 16 12:59:09 PST 1992 Type ? for help. “/var/mail/rose”: 4 messages 1 new 2 unread 1 rose@texas Fri Feb 14 12:01 21/453 to someone who U 2 hank@fretful Fri Feb 14 18:31 19/353 so lonely I U 3 farmer@freeway Sat Feb 15 10:22 24/557 looks like my >N 4 hoover@woofer Sun Feb 16 23:59 14/280 big old furry ? |
最初の行には、mailx プログラム自身に関する情報 (バージョン番号と日付) とヘルプの参照方法 (Type ? for help) が表示されます。
次の行には、メールボックスの場所、受信されたメッセージの数とその状態が表示されます。
その次の行には、メールボックス内のメッセージが番号付きで表示されます。各行のカラムの内容は、左から右に以下のとおりです。
状態: メッセージの状態を新規 (N)、読まれていない (U)、読まれた (記号なし) で示します。行の先頭にある「>」は、最新のメッセージを示します。削除されたメッセージは、アスタリスク (*) が付いて表示されます。
番号: メッセージが受信された順序を示します。
送信者: メッセージを送信したユーザ名 (および通常はマシン名も) を示します。
時間: メッセージが送信された日付と時刻を示します。
サイズ: メッセージの行数およびバイト数を示します。
表題: 送信者が subject:行で入力したメッセージの表題が表示されます。
メールボックス内のメッセージが複数存在する場合は、このリストにすべてのメールが表示されないこともあります。その場合は、次のように入力します。
メールボックス内の最新のメッセージ (> 付きで表示されたもの) を参照するには、Return キーを押します。Return キーをもう一度押すと、次のメッセージが表示されます。リスト内の任意のメッセージを参照するには、その番号を入力して Return キーを押します。