モジュールごとの構成スクリプトは sacadm コマンドで管理します。
sacadm -g -p pmtag [ -z script ]
-g オプションは、ポートモニターごとの構成スクリプトの印刷、インストール、置き換えを行うときに使用します。-g オプションには -p オプションが必要です。-g オプションに -p オプションだけを組み合わせて指定すると、script に指定したファイルがポートモニター pmtag に対するポートモニターごとの構成スクリプトとしてインストールされます。-g オプションに -p オプションと -z オプションを組み合わせて指定すると、pmtag に指定したポートモニターのポートモニターごとの構成スクリプトと同じファイル script がインストールされます。あるいは、/etc/saf/pmtag/_config が存在する場合、script の内容に _config が置き換わります。-g オプションをこれ以外のオプションと組み合わせて使用することはできません。
_config ファイル内では、コマンド /usr/bin/daemon は STREAMS のマルチプレクサーを構築してまとめるデーモンプロセスを起動するとみなされます。この構成スクリプトをインストールすると、ポートモニターが必要とするコマンドを、ポートモニターの起動の直前に実行できます。
# build a STREAMS multiplexor run /usr/bin/daemon runwait echo $PMTAG is starting> /dev/console