この手順は、ユーザのローカルのディスク容量を使用しないので、ユーザのワークステーションに必要なディスク容量がない場合は、他のワークステーションまたはネットワーク・サーバのインストール場所にすでにインストールされている CDE をマウントできます。
/usr/dt ディレクトリ構造は、Solaris リリースとクライアント・ワークステーション間で異なります (SPARCTM のディレクトリ構造は x86 のディレクトリ構造とは異なります)。このため、クライアント・ワークステーションは、適切な NFS サーバに /usr/dt イメージをマウントしなければなりません。たとえば、Solaris 2.5 の SPARC システムは、/usr/dt に CDE をインストールしている他の Solaris 2.5 システムから、/usr/dt をマウントします。
すでにインストールし終わっているワークステーションまたはネットワーク・サーバの /usr/dt ディレクトリを、ユーザのワークステーションの /usr/dt ディレクトリにマウントします。
/usr/dt/bin/dtconfig -inetd と入力します。
次のように入力して、Solaris デスクトップ・ログインを有効にします。
/usr/dt/bin/dtconfig -e
ワークステーションをリブートします。
デスクトップ構成ユーティリティ dtconfig の詳細は、付録 A 「dtconfig(1) のマニュアルページ」 を参照してください。この付録には、dtconfig(1) のマニュアル・ページが掲載されています。
次のように入力して、Solaris デスクトップ・ログインを無効にします。
/usr/dt/bin/dtconfig -d
/usr/dt/bin/dtconfig -inetd.ow と入力します。
/usr/dt をマウント解除します。
ワークステーションをリブートします。
デスクトップ構成ユーティリティ dtconfig の詳細は、付録 A 「dtconfig(1) のマニュアルページ」 を参照してください。この付録には、dtconfig(1) のマニュアル・ページが掲載されています。