次の手順は、リモート・システム AppServerA にある FAX アプリケーションを起動する個人用アクションを作成します。FAX アプリケーションを起動するコマンドは、次のとおりです。
/usr/fax/bin/faxcompose [filename]
ファイル HomeDirectory/.dt/types/Fax.dt を作成します。
次のアクション定義をファイルに記述します。
ACTION FaxComposer { TYPE COMMAND ICON fax WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING /usr/fax/bin/faxcompose -c %Arg_1% EXEC_HOST AppServerA DESCRIPTION Runs the fax composer }
WINDOW_TYPE フィールドと EXEC_STRING フィールドは、アクションの動作を説明します。
WINDOW_TYPE — NO_STDIO キーワードは、アクションが端末エミュレータ・ウィンドウで実行する必要がないように指定します。
詳細は、アクションのウィンドウ・サポートの指定を参照してください。
EXEC_STRING — 構文 %Arg_1% は、ドロップされたファイルを受け取ります。アクション・アイコンをダブルクリックすると、アクションは空の FAX 作成ウィンドウを開きます。
詳細は、COMMAND アクションの実行文字列の作成を参照してください。
ファイルを保存します。
アイコン・エディタを使用して、HomeDirectory/.dt/icons ディレクトリに、次のアイコン・イメージ・ファイルを作成します。
fax.m.pm、サイズ 32x32 ピクセル
fax.t.pm、サイズ 16x16 ピクセル
[デスクトップツール] アプリケーション・グループにある [アクションの再読込み] をダブルクリックします。
書き込み権を持っているディレクトリ (たとえば、ホーム・ディレクトリ) に FaxComposer という名前の実行可能ファイルを作成します。