Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

ワークスペース・スイッチのカスタマイズ

ワークスペース・スイッチをカスタマイズするには、次のいくつかの方法があります。

ワークスペースのデフォルト数を変更するには

    次のワークスペース・マネージャ・リソースを変更します。

   Dtwm*workspaceCount:						n

詳細は、システム共通ベースのワークスペース数を変更するにはを参照してください。

スイッチの列の数を変更するには

    SWITCH 定義の NUMBER_OF_ROWS フィールドを変更します。

たとえば、次の例は 3 列のスイッチを定義します。

SWITCH Switch
 {
 	CONTAINER_NAME				box_name
 	NUMBER_OF_ROWS				3
   …
 }

ワークスペース・スイッチのコントロールを変更および追加するには

  1. フロントパネル構成ファイルをコントロール定義とともに作成します。

    • コントロールをスイッチの内側に指定します。

        CONTAINER_NAME   Switch
      CONTAINER_TYPE   SWITCH
    • スイッチ内での位置を指定します。

            POSITION_HINTS    n
      

      n は整数です。位置は左から右、上から下の順に番号が付けられています (デフォルトの 2 列スイッチの場合、位置は 1 〜 4 です)。

  2. コントロールのアイコンを作成します。16x16 ピクセルのサイズを推奨します。

たとえば次のコントロールは、スイッチに端末エミュレータ・コントロールを入れます。

	CONTROL SwitchTerminal  
{    
	TYPE                  icon    
	CONTAINER_NAME        Switch    
	CONTAINER_TYPE        SWITCH    
	POSITION_HINTS        3    
	ICON                  Fpterm    
	LABEL                 Terminal    
	PUSH_ACTION           Dtterm    
	HELP_TOPIC            FPOnItemTerm    
	HELP_VOLUME           FPanel  
}

このコントロールは、組み込みアイコンと、[個人アプリケーション] サブパネルの端末エミュレータ・コントロールが使用するのと同じヘルプ・トピックを使用します。