「アクション・ファイル」は、ファイル・マネージャまたはアプリケーション・マネージャにあるアクションを視覚的に表現するために作成されるファイルです。
アクション・ファイルのアイコンはアクションを表現するので、「アクション・アイコン」と呼ぶこともあります。基本となるアクションがアプリケーションを起動する場合、アクション・ファイル・アイコンを「アプリケーション・アイコン」と呼びます。
アクション・アイコンをダブルクリックすると、アクションを実行します。アクション・アイコンはドロップ領域にもなります。
たとえば、次のようなアクション定義の場合、アクション・ファイルは MyFavoriteApp という名前の実行可能ファイルになります。
ACTION MyFavoriteApp { EXEC_STRING Mfa -file %Arg_1% DESCRIPTION Runs MyFavoriteApp ICON Mfapp }
ファイル・マネージャとアプリケーション・マネージャでは、MyFavoriteApp ファイルはアイコン・イメージ Mfapp.size.type を使用します。MyFavoriteApp のアイコンをダブルクリックすると、アクションの実行文字列を実行し、アイコンのアイテムヘルプは DESCRIPTION フィールド (Runs MyFavoriteApp) の内容になります。
アクション定義に LABEL フィールドが含まれている場合、ファイル・マネージャとアプリケーション・マネージャでは、ファイル名 (action_name) ではなく、このフィールドの内容によってアクション・ファイルにラベルが付けられます。たとえば、アクション定義に次のものが含まれる場合、アクション・アイコンには Favorite Application というラベルが付けられます。
ACTION MyFavoriteApp { LABEL Favorite Application … }