名前 | 形式 | 機能説明 | IOCTLS | 関連項目 | 注意事項
#include <sys/types.h>
#include <sys/stropt.h>
#include <sys/conf.h>
ioctl(fd, I_PUSH, "jconvu");
jconvu はプッシュ可能な STREAMS モジュールです。通常は RAW デバイスドライバ (ptem(7M) など) と端末回線制御モジュール (ldterm(7M)) の間にプッシュされます。
jconvu は UTF-8 端末を接続する場合にプッシュしておくもので、UTF-8 の入力ストリーム (up stream) を日本語 EUC に変換し、上位モジュールへ渡します。また、日本語 EUC の出力ストリーム (down stream) は UTF-8 に変換し、下位モジュールへ渡します。
jconvu は次の ioctl 呼び出しを処理します。
入出力ストリームに対して UTF-8/日本語 EUC 間のコード変換を行うようにします。
入出力ストリームに対して UTF-8/日本語 EUC 間のコード変換を行わないようにします。
jtty(1), setterm(1), stty(1), streamio(7I), jconv7(7M), jconv8(7M), jconvrs(7M), jconvru(7M), jconvs(7M), ldterm(7M), ptem(7M)
jconvu と jconvrs(7M) または jconvru(7M) を同時に用いると、stty(1) コマンドで raw を指定した場合には EUC_OXLON / EUC_OXLOFF によって指定をしなくても自動的にコード変換機能がオフになります。