Solaris 10 ご使用にあたって

廃止されたデバイスドライバインタフェース (DDI)

identify ドライバエントリポイントは、カーネルで呼び出されなくなりました。この Solaris リリース用の新しいドライバをコンパイルして提供する場合は、このエントリポイントを nulldev カーネル関数に設定してください。既存のドライバのバイナリは、再コンパイルしなくても動作します。

次のシンボルがヘッダーファイルから削除されています。これらのシンボルに関連付けられている機能は、Solaris で使用できなくなりました。ドライバ開発者は、関連するコードを削除してください。

廃止されたインタフェース 

好ましいインタフェース 

ddi_getiminor(9F) 

getminor(9F) を使用 

GLOBAL_DEV 

0 を指定 

NODEBOUND_DEV 

0 を指定 

NODESPECIFIC_DEV 

0 を指定 

ENUMERATED_DEV 

0 を指定 

DDI_IDENTIFIED 

不要 

DDI_NOTIDENTIFIED 

不要 

ddi_mapdev(9F) 

devmap_setup(9F) 

ddi_mapdev_intercept(9F) 

devmap_load(9F) 

ddi_mapdev_nointercept(9F) 

devmap_unload(9F) 

ddi_mapdev_ctl(9S) 

devmap_callback_ctl(9S) 

mapdev_access(9E) 

devmap_access(9E) 

mapdev_free(9E) 

mapdev_free(9E) 

mapdev_dup(9E) 

devmap_dup(9E) 

ddi_mapdev_set_device_acc_attr(9F) 

ddi_device_mapping_check 

詳細は、ddi_create_minor_node(9F)ddi_getiminor(9F)getminor(9F)identify(9E)nulldev(9F)、および devmap(9E)のマニュアルページを参照してください。