Solaris 10 の概要

Samba の機能拡張

Solaris Express 8/04 で、SMB/CIFS クライアントにファイルサービスと印刷サービスを提供する Samba が version 3.0.4 にアップグレードされました。このバージョンにはいくつかのバグ修正が含まれています。以前の Solaris Express 3/04 で、Samba は version 3.0 に更新されていました。

Samba を利用すると、SMB/CIFS クライアントがファイルサービスと印刷サービスを相互に利用できます。Samba を使用して、サーバーのディスクとプリンタを次のような多くのネットワーククライアントが共有できます。

SMB/CIFS サーバー上のファイル領域とプリンタには、2 つの UNIX クライアントからアクセスできます。まず、ftp コマンド風のクライアントからアクセスできます。また、仮想「/smb」ディレクトリを作成して、そこから SMB で共有されたディレクトリとプリンタにアクセスすることもできます。

Samba 3.0 では、印刷速度を向上させるために、SMB ファイルサーバーと SMB 印刷サーバーが更新されています。また、Samba 3.0 では次の機能が拡張されています。

詳細は、Samba のマニュアルページを参照してください。マニュアルページを検索するには、man -M /usr/sfw/man samba を実行します。また、http://www.oreilly.com/ の『Using Samba, 2nd Edition』も参照してください。