この機能は、Solaris Express 8/04 で新しく追加されました。
このリリースでは、負荷平均、cpu usr/sys/idle、アカウンティングの各機能の内部に対して変更がありました。従来のアカウンティング機構に代わって導入された微小状態アカウンティングは、デフォルトで有効になっています。したがって、プロセス利用と時間の統計において、わずかな相違が見られることがあります。
マイクロステートアカウンティングの採用によって、ユーザープロセスと、さまざまな状態においてユーザープロセスにかかる時間について、より正確なデータを得られます。さらに、この情報を使用することによって、より正確な負荷平均や統計が、/proc ファイルシステムから生成されます。
プロセスのアカウンティングと統計の詳細については、『Solaris のシステム管理 (上級編)』を参照してください。また、proc(4) のマニュアルページも参照してください。