このリリースでは、次の Solaris インストールツールがサポートされます。
Solaris カスタム JumpstartTM - Solaris ZFS ファイルシステムを Jumpstart プロファイルに含めることはできません。ただし、Solaris ZFS ストレージプールから次のスクリプトを実行して、インストールサーバーまたはインストールクライアントの設定を行うことは可能です。
setup_install_server
add_install_server
add_install_client
Solaris Live Upgrade - 元のブート環境を保持したまま、Solaris ZFS ストレージプールを新しい環境へ移行します。現段階では、Solaris ZFS をブート可能なルートファイルシステムとして使用することはできません。したがって、ブート環境 (Boot Environment、BE) への既存の Solaris ZFS ファイルシステムのコピーは行われません。
Solaris の初期インストール - 初期インストール時には、Solaris ZFS ファイルシステムは認識されません。ただし、インストール用として Solaris ZFS ストレージプールを持つディスクデバイスを指定しなかった場合は、インストール後、zpool import コマンドを使ってストレージプールを復元することができます。詳細は、zpool(1M) のマニュアルページを参照してください。
再インストールのほとんどのケースでは、Solaris ZFS ファイルのバックアップを作成してから初期インストールを行うことをお勧めします。
Solaris のアップグレード – Solaris ZFS ファイルシステムおよびストレージプールは保持されます。