Solaris 10 6/06 リリースには、Solaris ZFS の Web ベースの管理ツールが付属しています。ZFS コマンド行インタフェースで実行できる管理作業の多くは、この管理ツールで実行できます。Solaris ZFS 管理コンソールでは、次の管理タスクを実行できます。
ストレージプールを新しく作成する
既存のプールに容量を追加する
ストレージプールを別のシステムに移動 (エクスポート) する
以前にエクスポートしたストレージプールをインポートして別のシステムで使用する
ストレージプールに関する情報を表示する
ファイルシステムを作成する
ボリュームを作成する
ファイルシステムまたはボリュームのスナップショットを作成する
ファイルシステムを元のスナップショットの状態に戻す
Solaris ZFS 管理コンソールにアクセスするには、セキュリティー保護された Web ブラウザを使用し、次の URL を指定します。
https://system-name:6789 |
URL が正しいのに Solaris ZFS 管理コンソールにアクセスできない場合は、サーバーが起動していない可能性があります。サーバーを起動するには、次のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/smcwebserver start |
システムをブートするときにサーバーを自動的に実行するには、次のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/smcwebserver enable |
Solaris 管理コンソール (smc) を使って ZFS ストレージプールまたは ZFS ファイルシステムを管理することはできません。