このリリース以降、sysidkdb ツールによって、使用する USB 言語やそれに対応するキー配列が設定されます。
新しい sysidkdb ツールを使用すると、次の手順で処理が行われます。
キーボードが自己識別型である場合は、インストール時にキーボードの言語および配列が自動的に設定されます。
キーボードが自己識別型でない場合は、インストール時にユーザーがキーボード設定の配列を選択できるように、 サポートされているキー配列の一覧が sysidkdb ツールによって提供されます。
以前は、USB キーボードのインストール時の自己識別値を 1 としていました。そのため、自己識別型でないキーボードはすべて、SPARC でのインストール時に必ず米国英語 (U.S. English) キー配列に設定されていました。
PS/2 キーボードは自己識別型ではありません。インストール時にキー配列を選択する必要があります。
JumpStart 仕様: キーボードが自己識別型でない場合に、JumpStart インストール時にプロンプトが表示されないようにするには、sysidkdb ファイルでキーボードの言語を選択します。JumpStart インストールの場合、デフォルトは米国英語 (U.S. English) のキー配列となります。別の言語とそれに対応するキー配列を選択するには、sysidkdb ファイルでキーボードのキーワードを設定します。
詳細は、『Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)』を参照してください。