Solaris 10 の概要

キーボード構成の自動化

このリリース以降、sysidkdb ツールによって、使用する USB 言語やそれに対応するキー配列が設定されます。

新しい sysidkdb ツールを使用すると、次の手順で処理が行われます。

以前は、USB キーボードのインストール時の自己識別値を 1 としていました。そのため、自己識別型でないキーボードはすべて、SPARC でのインストール時に必ず米国英語 (U.S. English) キー配列に設定されていました。


注 –

PS/2 キーボードは自己識別型ではありません。インストール時にキー配列を選択する必要があります。


JumpStart 仕様: キーボードが自己識別型でない場合に、JumpStart インストール時にプロンプトが表示されないようにするには、sysidkdb ファイルでキーボードの言語を選択します。JumpStart インストールの場合、デフォルトは米国英語 (U.S. English) のキー配列となります。別の言語とそれに対応するキー配列を選択するには、sysidkdb ファイルでキーボードのキーワードを設定します。

詳細は、『Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)』を参照してください。