Solaris 10 の概要

非大域ゾーン内での DTrace の使用

dtrace_proc および dtrace_user 特権が非大域ゾーンに割り当てられている場合は、DTrace をその非大域ゾーンで使用できるようになりました。DTrace のプロバイダおよびアクションの有効範囲は、ゾーンに制限されます。dtrace_proc 特権があれば、fasttrap および pid プロバイダを使用できます。dtrace_user 特権があれば、profile および syscall プロバイダを使用できます。

zonecfg コマンドの limitpriv プロパティーを使用すると、これらの権限を非大域ゾーンで使用できる権限セットに追加することができます。

非大域ゾーンの特権の概要については、「非大域ゾーンに関する設定可能な特権」を参照してください。

ゾーン構成、ゾーンの特権の指定方法、および DTrace ユーティリティーの使用方法については、次の項目を参照してください。