PAPI 印刷コマンド

Free Standards Group (FSG) Open Printing API (PAPI) コマンドによって、よく使用される印刷コマンドがいくつか置き換えられています。それらには次のものが含まれます。

• cancel(1)

• disable(1)

• enable(1)

• lp(1)

• lpstat(1)

• lpc(1B)

• lpq(1B)

• lpr(1B)

• lprm(1B)

• accept(1M)

• lpmove(1M)

• reject(1M)

Open Printing API コマンドの実装は、Solaris OS の Free Standards Group Open Printing API の上に配置されています。この実装によって、複数のプロトコルまたはサービスの上でコマンドを実行できます。

次に、新しい印刷コマンド実装の利点をいくつか示します。

• デスクトップアプリケーションとコマンド行インタフェース間の一貫性の向上

• コマンド行からの複数の印刷プロトコルおよびサービスのサポート

• Linux、Mac OS X、およびその他の IPP ベースの印刷サービスとの相互運用性を高めるための、Internet Print Protocol (IPP) クライアント側サポート

• 印刷クライアントとプリンタサーバー間で IPP を使用する場合のリモート機能およびデータの強化

• ネットワークサービスを無効にし、ローカルプリンタへのアクセスを維持する機能

PAPI 印刷コマンドの詳細は、次の情報を参照してください。

• 『Solaris のシステム管理 (印刷)』の「Solaris OS での PAPI 実装」

• 「OpenSolaris Printing Community」の Web ページ (http://jp.opensolaris.org/os/community/printing/projects/papi_client_commands/)