このリリース以降、inetd によって管理されるサービスのバックログキューサイズを設定するためのチューニング可能プロパティーが導入されています。この機能によって、キューサイズの変更を可能にする connection_backlog という名前の SMF プロパティーが inetd に追加されます。connection_backlog キューサイズのデフォルト値は 10 です。connection_backlog プロパティーは inetadm コマンドを使用して変更できます。次に例を示します。
プロパティーを一覧表示するには、次のように入力します。
#inetadm -l fmri/pattern |
特定のサービスの値を変更するには、次のように入力します。
#inetadm -m fmri/pattern conection_backlog=new value |
値をグローバルに変更するには、次のように入力します。
#inetadm -M connection_backlog=newvalue |
詳細は、inetadm(1m) のマニュアルページを参照してください。