日本語環境ユーザーズガイド

ユーザー定義文字のアプリケーションでの利用方法

ユーザー定義文字は、登録後に起動したアプリケーションから使用可能になります。

表 6–2 日本語入力システムで利用可能なユーザー定義文字のコード範囲

日本語入力システム 

図形文字集合 

コード範囲 

ATOK 

日本語 EUC コードセット 1 

日本語 EUC コードセット 3 

PC 漢字 (PCK) 

UTF-8 

0xf5a1 から 940 文字 

0x8ff5a1 から 940 文字 

0xF040 から 1880 文字 

0xee8080 から 6400 文字 

Wnn8 

日本語 EUC コードセット 1 

日本語 EUC コードセット 3 

PC 漢字 (PCK) 

UTF-8 

0xf5a1 から 940 文字 

0x8ff5a1 から 940 文字 

0xF040 から 1880 文字 

0xee8080 から 1880 文字 

Procedure日本語入力システム ATOK for Solaris を利用している場合

  1. 区点入力モードにします。

  2. ユーザー定義文字を登録したコードポイントを区点コードで指定します。ATOK for Solaris では、PC 漢字 (PCK) のユーザー定義文字領域に拡張した区点コードで表記するため、95 区から 114 区がユーザー定義文字の領域になります。よって、区点 85 区、01 点に相当する文字は 9501 と入力します。

Procedure日本語入力システム Wnn8 を利用している場合

  1. 区点入力ウィンドウを表示します。

  2. ユーザー定義文字を登録したコードポイントを区点コードで指定します。

    たとえば、85 区 1 点から一覧を表示して選択する場合は、区点入力ウィンドウで 85 を入力し、候補一覧を表示します。

    「区点入力」ウィンドウを表示しています。区点フィールドに「85」が入力されています。

    一覧から選択します。

    85 区の候補一覧を表示しています。