Solaris ボリュームマネージャの管理

Procedureソフトパーティションの状態をチェックするには

始める前に

「ソフトパーティション構成の指針」を確認します。

    次のどちらかの方法でソフトパーティションの状態をチェックします。

    • Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ボリューム (Volumes)」ノードを開きます。監視するソフトパーティションを選択します。次に、「アクション (Action)」、「プロパティ (Properties)」の順に選択します。画面の指示に従います。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

    • 次の形式の metastat コマンドを使って既存の構成を表示します。


      # metastat soft-partition
      
      soft-partition

      チェックするパーティションの名前を指定します。


例 13–3 ソフトパーティションの状態をチェックする

次の例では、ソフトパーティション d1 の状態をチェックします。このソフトパーティションはエクステントが 2 つあり、RAID-1 ボリューム d100 上に作成されています。


# metastat d1
d1: soft partition 
    component:  d100 
    state: OKAY 
    size:  42674285 blocks 
             Extent              Start Block                Block Count 
             0                          10234                   40674285 
             1                       89377263                    2000000 
d100: Mirror 
    Submirror 0: d10 
    State: OKAY 
    Read option: roundrobin (default) 
    Write option: parallel (default) 
    Size: 426742857 blocks 

d10: Submirror of d100 
    State:  OKAY 
    Hot spare pool: hsp002 
    Size: 426742857 blocks 
    Stripe 0: (interlace: 32 blocks) 
        Device              Start Block  Dbase State        Hot Spare 
        c3t3d0s0                  0             No    Okay