Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

ip_soft_rings_cnt

備考欄

受信 TCP/IP 接続を展開するために使用される squeue の数を決定します。


注 –

着信トラフィックは、いずれかのリングに置かれます。リングが過負荷になっている場合、パケットは破棄されます。パケットが破棄されるたびに、kstat dls カウンタ dls_soft_ring_pkt_drop が増分されます。


デフォルト

2

範囲

0 から nCPU。nCPU は、システム内の CPU の最大数です。

動的か

いいえ。このパラメータを変更する場合は、インタフェースを再び plumb します。

どのような場合に変更するか

10 Gbps の NIC および多くの CPU が搭載されたシステムでは、このパラメータを 2 より大きい値に設定することを検討してください。

ゾーン構成

このパラメータを設定できるのは、大域ゾーン内だけです。

コミットレベル

旧式

変更履歴

詳細は、ip_soft_rings_cnt (Solaris 10 11/06 リリース)」を参照してください。