Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

kstat ユーティリティー

kstat データ構造体群は、さまざまなカーネルのサブシステムやドライバによって維持されています。この構造体群は、カーネル内のデータをユーザープログラムに提供する機構を提供します。この機構を利用する場合、プログラムはカーネルのメモリーを読んだり、スーパーユーザー権限を持つ必要はありません。詳細は、kstat(1M) または kstat(3KSTAT) のマニュアルページを参照してください。


注 –

unix モジュールの kstat データ構造体 を system_pages という名前で使用しても、cachefree の統計情報は得られません。cachefree は Solaris 9 リリースからサポートされなくなりました。