Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

STREAMS パラメータ

nstrpush

備考欄

STREAM に追加 (格納) できるモジュールの数を指定します。

データ型

符号付き整数

デフォルト

9

範囲

9 から 16

単位

モジュール

動的か

はい

検査

なし

どのような場合に変更するか

ソフトウェアベンダーの指定がある場合。STREAM が許可されているプッシュカウントを超えても、メッセージは出されません。プッシュを試みたプログラムに EINVAL という値が返されます。

コミットレベル

変更の可能性あり

strmsgsz

備考欄

1 つのシステム呼び出しで STREAM に渡し、メッセージのデータ部分に格納できる最大バイト数を指定します。このサイズを超える write は、複数のメッセージに分割されます。詳細は、write(2) のマニュアルページを参照してください。

データ型

符号付き整数

デフォルト

65,536

範囲

0 から 262,144

単位

バイト

動的か

はい

検査

なし

どのような場合に変更するか

putmsg 呼び出しから ERANGE が返された場合。詳細は、putmsg(2) のマニュアルページを参照してください。

コミットレベル

変更の可能性あり

strctlsz

備考欄

1 つのシステム呼び出しで STREAM に渡し、メッセージの制御部分に格納できる最大バイト数を指定します。

データ型

符号付き整数

デフォルト

1024

範囲

0 から MAXINT

単位

バイト

動的か

はい

検査

なし

どのような場合に変更するか

ソフトウェアベンダーの指定がある場合。この限度を超えると、putmsg(2) 呼び出しから ERANGE が返されます。

コミットレベル

変更の可能性あり