Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

System V メッセージキュー

System V メッセージキューは、カーネルが作成したキューを使用してメッセージを交換する、メッセージ転送インタフェースを提供します。Solaris 環境では、メッセージをキューに入れたりキューを解除したりするためのインタフェースが提供されます。メッセージは、自身の型を持つことができます。キューに入れる場合、メッセージはキューの終わりに置かれます。キューを解除する場合は、指定された型の最初のメッセージがキューから削除されます。型が指定されていない場合は、最初のメッセージが削除されます。

Solaris 10 リリースの System V メッセージキューに関する詳細については、「System V IPC 構成」を参照してください。

これらのシステムリソースをチューニングする方法については、『Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)』の第 6 章「資源制御 (概要)」を参照してください。

旧式の System V メッセージキューの詳細は、「旧式または削除されたパラメータ」を参照してください。