Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

reserved_procs

備考欄

UIDが root (0) のプロセス用に、プロセステーブルで確保するシステムプロセススロット数を指定します。たとえば、fsflush には root (0) の UID が与えられます。

データ型

符号付き整数

デフォルト

5

範囲

5 から MAXINT

単位

プロセス数

動的か

いいえ。最初のパラメータ計算の後は使用されません。

検査

Solaris 8 以降のリリースでは、どのような /etc/system 設定でも有効です。

コミットレベル

変更の可能性あり

どのような場合に変更するか

たとえば、システムの UID 0 (root) のプロセスの数を、通常の値から 10 大きくした場合を考えてみてください。この設定をしないとユーザーレベルのプロセスを作れないような状況でも、この設定を行うことによって root でシェルを起動するために必要な余裕が生まれます。