Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

sq_max_size

備考欄

宛先 STREAMS キューが QFULL メッセージを生成する前に、syncq の深度 (メッセージ数) を設定します。

デフォルト

10000 メッセージ

範囲

0 (無制限) から MAXINT

動的か

いいえ

どのような場合に変更するか

メモリーの大きなシステム上で NCA を動作させている場合、このパラメータの値を増やしてドライバがキューに入れることのできるパケット数を増やします。サーバーの負荷が大きい場合、このパラメータの値を増やして、パケットがドロップされたりパケット処理が後回しにされることなくモジュールやドライバのデータ処理能力を向上させることができます。

Solaris 8 以降のリリース – 実稼動システムではこのパラメータを 0 に設定しないでください。このパラメータの変更が必要な場合は、この値を徐々に増やしてシステムを監視します。

Solaris 7 以前のリリース – 実稼動システムではこのパラメータを 0 に設定しないでください。このパラメータの変更が必要な場合は、この値を最大 100 まで徐々に増やしてシステムを監視します。

コミットレベル

変更の可能性あり

変更履歴

sq_max_size (Solaris 9 12/02 リリース)」を参照してください。