コマンド行を使用する場合は、次の手順を行います。
ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。
次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。
% svcs network/rpc/ocfserv |
スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。
(省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。
# svcadm enable network/rpc/ocfserv |
dtlogin アプリケーションのユーザー名とパスワードを設定します。
dtlogin アプリケーションに対して x にユーザー名、y にパスワードを設定するために、次のように 1 行にコマンドを入力します。この例では、PIN はデフォルト値の $$$$java です。
# smartcard -c init -A A0000000620304000 -P '$$$$java' user=x password=y application=dtlogin |
読み込んだアプレット ID と現在の PIN を入力する必要があります。前の例では、-A A000000062030400 は SolarisAuthApplet のアプレット ID を示しています。PIN はデフォルトの SolarisAuthApplet 値です。$$$$java や、$ などのシェルの特殊文字を含む PIN は、単一引用符 (' ') で囲みます。単一引用符で囲まれていない場合、シェルは PIN を変数として解釈しようとし、コマンドが失敗します。
詳細については、「スマートカード上でユーザー情報を作成するには (コマンド行)」を参照してください。