Solaris スマートカードの管理

Procedureデバッグを有効にするには (コマンド行)

スマートカードのデバッグを有効にするには、次の手順を使用します。

手順
  1. ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。

    次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。


    % svcs network/rpc/ocfserv
    

    注 –

    スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。


  2. (省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。


    # svcadm enable network/rpc/ocfserv
    
  3. debugging=1 を設定して、スマートカードのデバッグを有効にします。


    # smartcard -c admin -x modify debugging=1
    

    次の例では、ocfserv デバッグファイルの位置を変更しています。 場所は、-x modify debugging.filename オプションを使用するか、デバッグファイルの絶対パスによるファイル名を指定することによって、変更します。


    # smartcard -c admin -x modify debugging.filename=/var/tmp/sc.debug