Solaris スマートカードの管理

Procedureユーザープロファイルを設定するには (コマンド行)

コマンド行を使用する場合は、次の手順を行います。

手順
  1. ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。

    次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。


    % svcs network/rpc/ocfserv
    

    注 –

    スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。


  2. (省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。


    # svcadm enable network/rpc/ocfserv
    
  3. dtlogin アプリケーションのユーザー名とパスワードを設定します。

    dtlogin アプリケーションに対して x にユーザー名、y にパスワードを設定するために、次のように 1 行にコマンドを入力します。この例では、PIN はデフォルト値の $$$$java です。


    # smartcard -c init -A A0000000620304000 -P '$$$$java' user=x password=y application=dtlogin
    

    注 –

    読み込んだアプレット ID と現在の PIN を入力する必要があります。前の例では、-A A000000062030400SolarisAuthApplet のアプレット ID を示しています。PIN はデフォルトの SolarisAuthApplet 値です。$$$$java や、$ などのシェルの特殊文字を含む PIN は、単一引用符 (' ') で囲みます。単一引用符で囲まれていない場合、シェルは PIN を変数として解釈しようとし、コマンドが失敗します。


参照

詳細については、「スマートカード上でユーザー情報を作成するには (コマンド行)」を参照してください。