Smartcard Console を使用してスマートカードの PIN を変更するには、次の手順を実行します。
現在のPIN を知っている一般ユーザーは、スマートカードのPIN を変更できます。
ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。
次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。
% svcs network/rpc/ocfserv |
スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。
(省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。
# svcadm enable network/rpc/ocfserv |
ナビゲーション区画から「アプレットを構成 (Configure Applets)」を選択します。
リーダーのカードタイプのアイコンがコンソール区画に表示されます。
コンソール区画にあるそのアイコンをダブルクリックします。
「アプレットを構成 (Configure Applets)」ダイアログボックスが表示されます。
リストボックスで SolarisAuthApplet を選択します。
SolarisAuthApplet 構成フォルダがそのダイアログボックスの右側に表示されます。このフォルダには「PIN」と「User Profiles」のタブがあります。一部のスマートカードでは、「RSA Key」フォルダおよび「PKI Cert」フォルダも表示されます。ここでは、「PIN」の変更だけについて説明します。
「PIN」タブを選択します。
新しい PIN の入力と再入力を行います。
PIN は 8 文字以内にしてください。
「Change」をクリックします。
「Change PIN」というポップアップウィンドウが表示されます。
そのポップアップウィンドウに以前の PIN を入力します。「OK」ボタンをクリックします。
SolarisAuthApplet をカードにインストールしたときに、カードに読み込まれるデフォルトの PIN は $$$$java です。