SmartCard Console でスマートカードを追加すると、カードリーダーに挿入されているスマートカードの ATR が表示されます。表示された ATR が有効な ATR のリストに存在しない場合は、その ATR を card-name.ATR 属性に追加します。
関連情報については、「新しいカードタイプのサポートを追加するには (SmartCard Console)」を参照してください。SmartCard Console の手順とコマンド行の例が示されています。
ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。
次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。
% svcs network/rpc/ocfserv |
スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。
(省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。
# svcadm enable network/rpc/ocfserv |
ocfserv 属性を表示して、card_name.ATR 属性が存在するかどうかを調べます。
# smartcard -c admin |
たとえば、ocfserv は MySCM.0.ATR 属性を示します。MySCM はユーザーにわかりやすくしたカードリーダーの名前です。この属性は、カードリーダーに挿入されているスマートカードの ATR を反映しています。この属性は一時的なもので、スマートカードがカードリーダーに挿入されている間だけ、ocfserv によって追加されます。また、スマートカードをカードリーダーから取り外すと削除されます。
この属性により表示された ATR が有効な ATR のリストに存在しない場合は、その ATR を card_name.ATR 属性に追加します。