スマートカードの重要な構成情報は /etc/smartcard/opencard.properties ファイルに格納されています。このファイルの管理が必要になることはありません。このファイルは手動で編集しないでください。ただし、スマートカードを構成するときに問題が発生した場合は、/etc/smartcard/opencard.properties の前のバージョンに戻すことができます。
ocfserv デーモンが有効になっていることを確認します。
次のコマンドを入力すると、サービスの状態がわかります。
% svcs network/rpc/ocfserv |
スマートカードを変更する前に、ocfserv デーモンが有効になっていることを確認する必要があります。
(省略可能) 必要に応じて、スーパーユーザーでログインし、ocfserv デーモンを有効にします。
# svcadm enable network/rpc/ocfserv |
/etc/smartcard ディレクトリに移動します。
最初に現在のバージョンを保存します。
# cp opencard.properties opencard.properties.bad |
前のバージョンを現在のバージョンにコピーします。
# cp opencard.properties.bak opencard.properties |