スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
実行している Oracle Solaris リリースに応じて、選択したプロパティーの値を次のように変更します。
Solaris 10 11/06 以降のリリースを実行している場合は、次のコマンドを使用します。
# wcadmin add -p -a console name=value |
オブジェクトタイプがプロパティーであることを指定します。
console というアプリケーションに対するプロパティー変更であることを指定します。コンソールのプロパティーを変更する場合は、常に -a console オプションを使用する必要があります。
プロパティー名とそのプロパティーの新しい値を指定します。
Oracle Solaris 10、Solaris 10 1/06、および Solaris 10 6/06 リリースの場合は、次のコマンドを使用します。
# smreg add -p -c name |
(省略可能) コンソールのプロパティーをそのデフォルト値にリセットします。
Solaris 10 11/06 以降のリリースを実行している場合は、次のコマンドを使用します。
# wcadmin remove -p -a console name=value |
Oracle Solaris 10、Solaris 10 1/06、および Solaris 10 6/06 リリースの場合は、次のコマンドを使用します。
# smreg remove -p -c name |
オブジェクトタイプがプロパティーであることを指定します。
コンソールアプリケーションに対するプロパティー変更であることを指定します。コンソールのプロパティーを変更する場合は、常に -c オプションを使用する必要があります。
プロパティー名とそのプロパティーの新しい値を指定します。
この例では、セッションタイムアウトの値を 5 分に設定する方法を示します。
# wcadmin add -p -a console session.timeout.value=5 |
この例では、ロギングレベルを all に設定する方法を示します。
# wcadmin add -p -a console logging.default.level=all |
この例では、ロギングレベルをデフォルトにリセットする方法を示します。
# wcadmin remove -p -a console logging.default.level |
この例では、コンソールの Java バージョンを設定する方法を示します。
# wcadmin add -p -a console java.home=/usr/java |
この例では、監査実装を None に設定する方法を示します。
# wcadmin add -p -a console audit.default.type=None |
有効な監査タイプは次のとおりです。
監査なし
syslog への監査メッセージの格納
BSM への監査メッセージの格納