ユーザーがリモートシステムからコンソールに接続できないようにすることが可能です。Solaris 10 11/06 リリース以降では、次の手順を使用して、ほかのアクセス権はそのままで、コンソールへのリモートアクセスだけを使用不可能にすることができます。
コンソールが実行されているシステムで、スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
コンソールサーバーがネットワーク要求に応答しないようにするためのプロパティーを設定し、コンソールサーバーを再起動します。
# svccfg -s svc:/system/webconsole setprop options/tcp_listen = false # smcwebserver restart |
再起動後、コンソールは、コンソールサーバープロセスと同じシステム上のブラウザにしか応答しなくなります。ブラウザでプロキシを使用することはできません。使用できるのは直接接続のみです。また、https://localhost:6789/ URL を使ってコンソールにアクセスすることもできます。