ディスクレスクライアント環境を設定する前に、ディスクレスクライアントの各ディレクトリに必要なディスク容量があるかどうかを確認する必要があります。
以前のバージョンの Solaris リリースでは、インストール中にディスクレスクライアントサポートについてのプロンプトが表示されました。Solaris 9 以降のリリースでは、手動で、インストール中に /export ファイルシステムを割り当てるか、インストール後に作成する必要があります。具体的なディスク容量要件については、次の表を参照してください。
表 6–7 Solaris OS サーバーおよびディスクレスクライアントのディスク容量に関する推奨事項| サーバー OS/アーキテクチャータイプ | ディレクトリ | 必要なディスク容量 | 
|---|---|---|
| Oracle Solaris 10 SPARC の OS サーバー | /export | 5 - 6.8G バイト | 
| Oracle Solaris 10 x86 の OS サーバー | /export | 5 - 6.8G バイト | 
| Oracle Solaris 10 SPARC のディスクレスクライアント | /export | 1 台のディスクレスクライアントにつき 200 - 300M バイトの容量を確保してください。 | 
| Oracle Solaris 10 x86 のディスクレスクライアント | /export | 1 台のディスクレスクライアントにつき 200 - 300M バイトの容量を確保してください。 | 
ディスク容量に関する推奨事項は、インストールされている Oracle Solaris リリースによって異なる場合があります。最新の Solaris リリースでのディスク容量に関する推奨事項の詳細については、『Oracle Solaris 10 9/10 インストールガイド (インストールとアップグレードの計画)』の「ソフトウェアグループごとの推奨ディスク容量」を参照してください。