サービス構成リポジトリ内のデータには、編集可能な構成情報のほかに「スナップショット」もあります。各サービスインスタンスに関するデータは、スナップショットに格納されます。標準のスナップショットは、次のとおりです。
initial – 目録の最初のインポート時に取られる
running – サービスメソッドが実行されるときに使用される
start – 最後に起動が成功したときに取られる
SMF サービスは常に running スナップショットを使って実行します。このスナップショットが存在しない場合は、自動的に作成されます。
svcadm refresh コマンド (ときどきこのあとに svcadm restart コマンドが実行される) によってスナップショットがアクティブになります。以前のスナップショットに含まれるインスタンス構成を表示したり、そこに戻ったりするには、svccfg コマンドを使用します。詳細については、「別の SMF スナップショットに戻す方法」を参照してください。