SMF では、次に示すリポジトリのバックアップを自動的に行います。
ブートバックアップは、システムを起動するたびに、リポジトリに対する最初の変更が行われる直前に行われます。
manifest_import バックアップは、svc:/system/manifest-import:default によって新しい目録がインポートされたりアップグレードスクリプトが実行されたりした場合、このサービスの完了後に行われます。
タイプごとに 4 つのバックアップがシステムによって管理されます。必要に応じて、もっとも古いバックアップから削除されます。バックアップは /etc/svc/repository -type-YYYYMMDD_HHMMSWS という名前で格納されます。ここでの YYYYMMDD (年、月、日) と HHMMSS (時、分、秒) は、バックアップが行われた日時です。時間は 24 時間形式で表されます。
エラーが発生した場合は、これらのバックアップからリポジトリを復元できます。そのためには、/lib/svc/bin/restore_repository コマンドを使用します。詳細は、「破壊されたリポジトリを修復する方法」を参照してください。