Solaris のシステム管理 (基本編)

boot-archive サービスの管理

boot-archive サービスは、サービス管理機能 (SMF) によって制御されます。boot-archive サービスインスタンスは、svc:/system/boot-archive:default です。サービスを有効/無効にするには、svcadm コマンドを使用します。

boot-archive サービスが実行されているかどうかを確認するには、svcs コマンドを使用します。

詳細は、svcadm(1M) および svcs(1) のマニュアルページを参照してください。

Procedureboot-archive サービスを有効または無効にする方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. boot-archive サービスを有効または無効にするには、次のように入力します。


    # svcadm enable | disable system/boot-archive
    
  3. boot-archive サービスの状態を確認するには、次のように入力します。


    % svcs boot-archive
    

    サービスが実行されている場合は、オンラインサービスの状態が表示されます。


    STATE          STIME    FMRI
    online          9:02:38 svc:/system/boot-archive:default

    サービスが実行されていない場合は、サービスがオフラインになっていることが表示されます。

注意事項

自動ブートアーカイブ更新障害の消去については、「ブートアーカイブの自動復旧」を参照してください。