Solaris のシステム管理 (基本編)

ProcedureOracle Java Web Console の起動ページからアプリケーションを起動する方法

  1. Java Web Console と互換性のある Web ブラウザ (Mozilla 1.7 または Firefox 1.0 など) を起動します。

    サポートされているブラウザの一覧は、「サポートされている Web ブラウザ」を参照してください。

  2. Web ブラウザの場所を示すフィールドに、コンソールの URL を入力します。

    たとえば、管理サーバーホストの名前が sailfish、ドメインが sw である場合、URL は https://sailfish.sw:6789 となります。この URL によって Web コンソールのログインページが表示されます。

  3. サーバーの証明書を受け入れます。

    サーバー証明書への同意は、ブラウザセッションにつき一度だけ行います。コンソールにログインしたりアプリケーションを起動したりするたびに行う必要はありません。

    次の図に示すようなログインページが表示されます。

    図 3–1 Oracle Java Web Console のログインページ

    Oracle Java Web Console のログインページを示しています。

  4. ユーザー名とパスワードを入力し、必要に応じて RBAC の役割も入力します。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

    コンソールサービスは、ユーザーを認証するために資格を調べ、ユーザーがコンソールと登録済みアプリケーションの使用を承認されていることを確認します。

  5. アプリケーションを別のウィンドウで実行したいときは、「各アプリケーションを新しいウィンドウで起動する」チェックボックスをクリックします。

    このオプションを選択しないと、アプリケーションはデフォルトのウィンドウ (起動ページと置き換わる) で実行されます。

  6. 実行するアプリケーションのリンクをクリックします。


    ヒント –

    個々のアプリケーションを直接起動して、起動ページを省略することもできます。その場合は、次の構文を使用します。


    https://hostname.domain:6789/app-context-name
    

    ここでの app-context-name は、アプリケーションが配備されるときに使われる名前です。

    アプリケーションのコンテキスト名を調べるには、次のいずれかを実行します。

    • アプリケーションのマニュアルを読みます。

    • wcadmin list -a コマンドまたは smreg list -a コマンドを実行して、配備済み Web アプリケーションとそのコンテキスト名の一覧を表示します。

    • Web コンソールの起動ページからアプリケーションを実行して、アドレスの場所を示すフィールドに表示されている URL を書き留めます。次にそのアプリケーションを使用するときは、この URL を直接入力してアクセスできます。または、この場所をブックマークに追加して、ブックマークからアプリケーションにアクセスすることができます。