スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
割り当て制限エディタを使用して、一時ファイルを作成します。このファイルには、ファイルシステムのルートディレクトリに quotas ファイルがあるマウント済み UFS ファイルシステム 1 つにつき 1 行の、割り当て制限情報が含まれます。
# edquota username |
username は、割り当て制限を設定するユーザーです。
1K バイトディスクブロック数の弱い制限値と強い制限値の両方を、各ファイルシステム用に指定する割り当て制限に変更します。
i ノード数の弱い制限値と強い制限値の両方を、デフォルト設定の 0 から各ファイルシステム用に指定する割り当て制限に変更します。
ユーザーの UFS 割り当て制限を確認します。
# quota -v username |
ディスク割り当て制限がある、マウント済みのファイルシステム上の、ユーザーのディスク割り当て制限情報を表示します。
ディスク割り当て制限を表示するユーザー名を指定します。
次の例は、edquota コマンドで開いた一時ファイルの内容を示しています。このシステムでは、ルートディレクトリに quotas ファイルが含まれているマウント済みファイルシステムは、/files だけです。
fs /files blocks (soft = 0, hard = 0) inodes (soft = 0, hard = 0) |
次の例は、割り当て制限設定後の一時ファイルの、上記と同じ行を示しています。
fs /files blocks (soft = 50, hard = 60) inodes (soft = 90, hard = 100) |