Solaris のシステム管理 (上級編)

crontab コマンドの使用制限を確認する方法

特定のユーザーが crontab コマンドを使用できるかどうかを確認するには、そのユーザーのアカウントでログインして crontab -l コマンドを使用します。


$ crontab -l

そのユーザーが crontab を使用できて、すでに crontab ファイルを作成している場合は、そのファイルが表示されます。そのユーザーが crontab コマンドを使用できるが、crontab ファイルがない場合は、次のようなメッセージが表示されます。


crontab: can't open your crontab file

このユーザーは、cron.allow ファイル (が存在する場合) に含まれているか、cron.deny ファイルに含まれていません。

ユーザーが crontab コマンドを使用できない場合は、上記の crontab ファイルの有無に関わらず、次のメッセージが表示されます。


crontab: you are not authorized to use cron. Sorry.

このメッセージは、ユーザーが cron.allow ファイル (が存在する場合) に含まれていないか、cron.deny ファイルに含まれていることを意味します。