Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedureシステムのメッセージ記録をカスタマイズする方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. /etc/syslog.conf ファイルを編集します。syslog.conf(4) のマニュアルページで説明している構文に従って、メッセージの送信元、優先順位、およびメッセージの格納場所を追加または変更します。

  3. 変更を保存して編集を終了します。


例 15–2 システムのメッセージ記録のカスタマイズ

次の /etc/syslog.confuser.emerg 機能の例は、ユーザー緊急メッセージを root ユーザーと個別のユーザーに送信します。


user.emerg                                      `root, *'