Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedureプロセス間通信をチェックする方法 (sar -m)

  1. sar -m コマンドを使用すると、プロセス間通信の動作が表示されます。


    $ sar -m
    00:00:00   msg/s  sema/s
    01:00:00    0.00    0.00

    通常、これらの数字は、メッセージやセマフォーを使用するアプリケーションを実行していない限りゼロ (0.00) です。

    次の表に -m オプションからの出力について説明します。

    msg/s

    1 秒当たりのメッセージ処理 (送受信) 数

    sema/s

    1 秒当たりのセマフォー処理数


例 13–10 プロセス間通信をチェックする (sar -m)

次の例は、sar -m コマンドからの一部省略した出力を示します。


$ sar -m

SunOS balmyday 5.10 s10_51 sun4u    03/18/2004

00:00:00   msg/s  sema/s
01:00:00    0.00    0.00
02:00:02    0.00    0.00
03:00:00    0.00    0.00
04:00:00    0.00    0.00
05:00:01    0.00    0.00
06:00:00    0.00    0.00

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