その日のメッセージファイル /etc/motd を編集して、システムの全ユーザーに対して、ログイン時に通知または問い合わせる内容を書き込みます。ただし、この機能を使用するときは、必要なメッセージだけを送るようにします。メッセージファイルは定期的に編集して、不用になったメッセージを削除することをお勧めします。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
エディタを使って /etc/motd ファイルを開き、必要なメッセージを追加します。
テキストを編集して、ユーザーのログイン時に表示されるメッセージを記述します。スペース、タブ、リターンも含めます。
/etc/motd ファイルの内容を表示して、変更内容を確認します。
$ cat /etc/motd Welcome to the UNIX Universe. Have a nice day. |
Oracle Solaris ソフトウェアのインストール時に設定されるデフォルトのその日のメッセージには、バージョン情報が含まれています。
$ cat /etc/motd Sun Microsystems Inc. SunOS 5.10 Generic May 2004 |
次の例は、編集後の /etc/motd ファイルの内容を示します。このファイルは、ログインする各ユーザーに対してシステムの利用度に関する情報を提供します。
$ cat /etc/motd The system will be down from 7:00 a.m to 2:00 p.m. on Saturday, July 7, for upgrades and maintenance. Do not try to access the system during those hours. Thank you. |