flowacct モジュールは、「フローレコード」で構成された「フローテーブル」内に、フローに関する情報を収集します。テーブル内の各エントリには、1 つのフローレコードが含まれます。フローテーブルは、表示できません。
フローレコードを測定してフローテーブルへ書き込むには、IPQoS 構成ファイル内で次の flowacct パラメータを定義します。
timer – タイムアウトしたフローをフローテーブルから削除し、acctadm により作成されたファイルに書き込む間隔を、ミリ秒単位で定義する
timeout – パケットフローがタイムアウトするまでの非アクティブな時間を、ミリ秒単位で定義する
timer と timeout には異なる値を指定できます。
max_limit – フローテーブルに格納可能なフローレコードの数に上限を設定する
flowacct パラメータの IPQoS 構成ファイルでの使用例については、「IPQoS 構成ファイル内でフロー制御を構成する方法」を参照してください。